散髪

午後、東武野田線・川間駅まで髪を切りに行く。市川からは2時間以上掛かる店なのだが、髪の世話をしてくれているSさんは以前市川のVという店に勤めていてそのころから色々仲良くしてくれた関係上今も追っかけているわけだ。
延々と電車に乗るので、ここぞとばかりに溜まった本や雑誌を消化する良い機会でもある。ただ今回は寝ていないので睡眠時間に割かせてもらった。もったいない。
髪を切るのに、美容師に色々近況を聞かれたり、話をすること自体に抵抗がある人は少なくないと思うが自分はそうではない。前に店に来てからのおおよそ1ヶ月、自分の行動や時事に抱く感慨を棚卸しする意味でも散髪中の会話が重要であるし、だからこそ継続して同じ人に世話して貰うことが重要なのである!…別に大仰に広げる話ではないんだけどさ。

「今回もモテモテな感じでお願いします」

と、4年間Sさんへのリクエストは決まっていたが、今日初めてもう一つ付け加えさせてもらった。

「闘梨王に似ないようにしてください。あんなマダラな頭に見えないようにしてください!」

心の叫び。