無印良品の家≠箱の家?

GALLERY・MA 無印良品の未来

第二会場には、手前に建築家の難波和彦氏、北山恒氏、デザイナーの吉岡徳仁氏による「MUJI+INFILL」の住空間プロジェクトの模型が並んでいる。

難波和彦氏は、長年にわたって実践してきた「箱の家」の発展型を提案している。素材や工法をシンプルにした一室空間は、間仕切壁をもたない。個々のスペースが、完結せずにゆるやかにつながっている。

難波和彦+界工作舎

TKM Journal: 無印良品「木の家」 ドラえもんの道具的遊び感覚の家

これがなかなかに魅力的なのであった。ちゃちと言えばちゃちなんだけれど印象は悪くない。大きな地震がきたら壊れそうではあるけれど、ある程度わりきって「遊び感覚の家」と考えると文句なしに「面白い」。実際にいってみるとわかるがなんとなくドラえもんの道具にでてきそうな雰囲気なのである。

最近知人のHさんが難波研究室を訪れ、M印プロジェクトについてヒアリングされその話しを聞いたのですが、難波さん個人にアプローチしてきたクライアントとM印経由でアプローチしてきたクライアントではまったく資質が違うらしいですね。M印経由はミ○ワやセ○スイとかのプレファブリックの住宅メーカーに近づいてくるような人らしいですね。かつ、難波氏によるとまったく同じクライアントが違うルートでアプローチする場合建築家に依頼する場合>きちんと自立した個人、無印ブランドを信頼して依頼する場合>おんぶだっこの住宅の消費者(きちんと進んでるぶんにはいいが、ムリが通らなくなるとクレーマーに変わるかもしんない)なんだそうです。
いや、それを聞いてオモシロイなぁと思いました。
まぁ、感想としてはそんなところで。

「木の家」は家具とかの商品を「インフィル」と言っているのだね。通常の「スケルトン・インフィル」とはちょいと違うけど、実際に「家具インフィル」をやった試みがあるそうな。とはいえ流通系が弱くて実用にならなかったらしいのだが…、M印がそんな流通までやり始めたら社会的な試みとしても面白いかもね。Amazonマーケットプレイスみたいに。メーカーとしてはキツイか…(笑)

http://blog.so-net.ne.jp/tad/2005-05-06

等々力にある無印良品のモデルハウスに行きました
SE工法*、外断熱、床暖房
基本は間仕切りのないワンルームの家
ワンルームで外断熱なので暖房効率が良いらしい....
16のプロトサイズを用意して販売中です
ちなみに難波和彦さんの「箱の家」が原案とのこと
そういえばF.O.B COOPもF.O.B HOMES BOOKなる本を出版してたし
「もの」(=雑貨)からひろがる家作りの展開
なかなか、あなどれません......

この家、一次取得者の低年齢層ファミリーにはいいかもしれませんね!
最近はそのあたりの需要も増えているらしいですし。
何より、「都市で住む家!」って感じがして潔いです。

しかし新しい住空間の提案としては面白いように思いますが、
いかんせん「学生の提案する住宅寄り」という気もします。
(私も学生なので)
>>無印良品の家、大好きです。ただ、小さい子供さんがいると
階段とか、隙間の大きいベランダがちょっとあぶないかも。

確かに、子供がまだ小さい時には怖さを感じますよね。
落下防止の手段として等々力のモデルルームでは
白ネットで対応してました。
(ゴミのカラスよけと一緒の、あ、例えが悪いかな...)
設計事務所もだいたいスケルトンな階段や手すりの設計が
多いのですが、「危ない」と指摘を受けた場合は
大きくなったらはずせるようなパネルを
手摺り壁として設置したりします。
おっしゃる通り、外したときに不自然にならないように
取り付け方を工夫します。

プロから見た「無印良品の家」
http://media.excite.co.jp/daily/weekend/031108/
http://atelierten.exblog.jp/tags/岐阜/
SKETCH IN&OUT - FC2 BLOG パスワード認証