飲ミニケーション

今日はW社主催の懇親会&慰労会のような飲み会。飯田橋の中国料理屋にて。
超偏食家のNさん、かつてボスOさんと自分の仲を潤してくれたすーさんことSさんを中心に盛り上がる。しかし気になるは我がプロジェクトA。メンバが一人を除いて集まったので、雪崩式に緊急MTGとなった。
楽しい場なのに無粋だなあと自覚しつつ、技術上の細かな課題というのはメールや電話だけでは伝わりづらく、またメインプログラマの二人は共に力があるのでキチンとお互いを認め合わないとこの案件は絶対うまくいかないであろうと危機感を持っていたので、単なるなあなあな馴れ合いではなくケンカ寸前に想いをぶつけ合ってもらい進むべき道を模索したかったのだ。筋道をキチンとつけ、合意事項に判を押していくのがここでの自分のタスクだ、と覚悟を決め軽口もそこそこに二人の間に入った。

中華屋で合意を見なかったいくつかの問題も、二件目の庄やで落ち着いて話してもらったところおおよそ瓦解。
「話し合い、分かり合うというのは、生温い平和主義のスローガンではない。闘いと互いの努力の末、運が良ければ訪れる」
格好良くいうとそういう感じ。

システム開発が崩壊するほとんどの要因は、技術的問題ではなく些細な人文学的な問題による」

何年かの経験でそのような仮定を持ち、程なくして確信に変わった。いちプログラマとして、リーダ格として苦い思いもかなりした。
今回はPMとしてその点の克服をしよう(他は多少問題あったっていいさ)と考えている。とりあえず一山越えた気分で快く飯田橋を後にできたが無論これで万事OKというわけではない。